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松風 24

松風 第二四回  黒い記号の総体を解く               北野健治 イスラエルによるガザへの攻撃は、いまだ続いている。パレスチナ問題は、現代史に現存するアポリアだ。政治的問題の判断は別にして、無辜の民がただそこに存在しているという...
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松風 23

松風 第二三回  寛容の烈しさJapanese Modern Classic 5               北野健治 私が読み続けてきた作家に、大江健三郎がいる。彼は、私の文学を主とした思想の水先案内人でもあった。島での中学生時代から彼の...
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松風 22

松風 第二二回  経験は深化するJapanese Modern Classic 5               北野健治 前回の林達夫の項で、「経験」ということばに触れた。この「経験」について、私自身のその後の理解を決定づけるエセーがある。...
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松風 21

松風 第二一回  知識人の覚悟Japanese Modern Classic 4               北野健治 ことばは生きている。だから生まれもするし、死にもする。現在では、死語となったであろうことばのひとつに、個人的には「知識人...
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シャッターの向こうには?

2025/7/18 18:06福島県二本松市の、いわゆるメインストリートにて。夕方、目の前を車が通りすぎるだけで、通りには人出や活気はほとんどない。かつては、ここが街を代表する書店だった。名前も、「本田」。扉の向こうには、もちろん本や雑誌が...
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松風 20

松風 第二〇回  ひとつの場で舞うJapanese Modern Classic 3               北野健治 日本が生んだダンスのジャンルに“舞踏”がある。その創始者は、土方巽(一九二八―一九八六)。いわゆる西欧のダンスの概念...
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松風 19

松風 第一九回  ユーモアのケア                北野健治この連載エッセイを始めるにあたって、「場」を創りたいと書いた。そんな場に関する心に沁みるTV番組を観た。「独りでも、大家族 ~久留米・じじっかの1年~」(NHK・ETV...
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松風 18

松風 第一八回  “ファースト”から“イコール”へ                北野健治 参議院選挙が終わった。自民党の凋落ぶりには目を覆うようだったが、それにもまして気にかかったのは。新右翼ともいえる勢力の躍進ぶり。 数年前からヨーロッ...
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はぐれても、のろくても、大丈夫!?

2025/8/13 17:53よく通る裏道(福島県二本松市鯉川)で、1匹(1羽?)のカルガモを見つけた。自転車にまたがり、ゆっくり追ってみた。どこまで、行くのか?「うぎゃ~~(ウニャー??)」かなりの音量の、はっきりとした声。先を見ると、別...
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松風 17

松風 第一七回  積乱雲と脚のない鳥                北野健治 雪崩おつ滝にみまごう積乱雲 青空に馴染みし夕べ月と恋 夕立の雲間に鳥が一羽翔ぶ パイナップル花弁に映る迦陵頻伽 売れるほど硬き実になる花焔 どうしようもないひとが...