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松風 20

松風 第二〇回  ひとつの場で舞うJapanese Modern Classic 3               北野健治 日本が生んだダンスのジャンルに“舞踏”がある。その創始者は、土方巽(一九二八―一九八六)。いわゆる西欧のダンスの概念...
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松風 19

松風 第一九回  ユーモアのケア                北野健治この連載エッセイを始めるにあたって、「場」を創りたいと書いた。そんな場に関する心に沁みるTV番組を観た。「独りでも、大家族 ~久留米・じじっかの1年~」(NHK・ETV...
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松風 18

松風 第一八回  “ファースト”から“イコール”へ                北野健治 参議院選挙が終わった。自民党の凋落ぶりには目を覆うようだったが、それにもまして気にかかったのは。新右翼ともいえる勢力の躍進ぶり。 数年前からヨーロッ...
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松風 17

松風 第一七回  積乱雲と脚のない鳥                北野健治 雪崩おつ滝にみまごう積乱雲 青空に馴染みし夕べ月と恋 夕立の雲間に鳥が一羽翔ぶ パイナップル花弁に映る迦陵頻伽 売れるほど硬き実になる花焔 どうしようもないひとが...
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松風 16

松風 第一六回  わかりやすさの「アカデミズム」                北野健治 私にとって、美術評論家とは篠田達美(一九五一―)だ。 今では、考えられないことだが、この国で、美術評論が社会的影響力をもっていた時代がある。個人的には...
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松風 15

松風 第一五回  写真で絵を描く                北野健治 僕には、大切な写真家がいる。 写真については、島にいるころから興味を持っていた。でも、写真に真剣に向き合うようになったのは、草月出版に入ってから。 小企業では当たり前...
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松風 14

松風 第一四回  ブラックホールの湯気                北野健治 「それは、夢」と彼女は言った。 「それは、嘘」と彼が言った。 それは、赤でもなく、白でもない。 真夏の熱いコーヒーは、ブラックホール。 心も体も溶けていく。 色...
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松風 13

松風 第一三回  ことばは、ひかり                北野健治 先日、年配の方と話していて、「最近はテレビを観る時間が減った」という意見が一致した。テレビを観ないからといって、ネットやゲームアプリをしているわけではない。単純に観...
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松風 12

松風 第一二回  雲の彼岸線                北野健治 夏空に 張り出す雲の初筍か きみも見る 桔梗の花を この星で きみとぼく 宵の明星 ありがとう 端と際の違いに思う 夕さりか 闇と朱と 分かつ雲の彼岸線 猛暑にも 秋桜咲...
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松風 11

松風 第一一回  国の生き方                北野健治 「在日米軍が日本国内で円滑に活動できるようにするために特別な権利を定めた協定。(後略) 地位協定は28条で構成される。2条で日本国内の基地使用を米側に認め、3条で基地内の...