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松風 12

松風 第一二回  雲の彼岸線                北野健治 夏空に 張り出す雲の初筍か きみも見る 桔梗の花を この星で きみとぼく 宵の明星 ありがとう 端と際の違いに思う 夕さりか 闇と朱と 分かつ雲の彼岸線 猛暑にも 秋桜咲...
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松風 11

松風 第一一回  国の生き方                北野健治 「在日米軍が日本国内で円滑に活動できるようにするために特別な権利を定めた協定。(後略) 地位協定は28条で構成される。2条で日本国内の基地使用を米側に認め、3条で基地内の...
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松風 10

松風 第一〇回  謙虚な報道  ―日本にジャーナリズムはあるのか―              北野健治 面白い記事が新聞に載っていた。 「日本新聞協会によると2024年の新聞発行部数は約2660万部で、約20年で半減した。(後略) ネット社...
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松風 9

松風 第九回 「税」というポピュリズム②  ―内部留保税という提案―              北野健治 先日、近所の立ち飲みビストロで、店主のマダムとよもやま話をした。その中で、いつからこの国では格差を感じるようになったのだろうか、という...
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松風 8

松風 第八回 いのちをみせる Japanese Modern Classic 3              北野健治 昭和五〇年代のこの国の情報源は、今に比べると極めて少ない。ましてや、私の故郷の離島になると言わずもがな。というわけで、今回...
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松風 7

松風 第七回  赤字官民ファンドの真空地帯               北野健治 巷間では、日産のリストラの記事が紙面を賑わせている。また、パナソニックでも、同様の措置が話題になっている。両社の違いは、日産は赤字によるものに対し、パナソニッ...
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松風 6

松風 第六回  「在る」ことの奇跡―皺の記憶―Japanese Modern Classic 2               北野健治 ダンスが好きだ。なぜ好きになったのかは定かではない。ただ、ひとつ覚えがある。故郷の島の図書館で、高校生の...
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松風 5

松風 第五回  脱出とダイビング               北野健治突然届く訃報通知生まれることと死ぬことは唐突だ唐突にも差異はある生まれることは昏さから抜けること無重力からの脱出死ぬことは重力からの逃走無窮へのダイビング重さは念い訃報通...
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松風 4

松風 第四回  「ヴィジョン」がつくる―Japanese Modern Classic 1               北野健治初回に、この国は文化が伝わっていかない、と書いた。そのことについて同人と話したとき、ある小説のことが話題になった...
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松風 3

松風 第三回  目利きのひと               北野健治 勅使河原宏(以下、「宏」)氏の夢を見た。個展を開催し、そのオープニング・パーティと翌日の出来事。仕事の上司でありながら、同じ志向性を持つ者のインティメイトなやり取り。 実は...