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松風 32

松風 第三二回  島に図書館をつくる Library in residenceOur Project Series 1               北野健治 私には、計画(、、)しているいくつかのプロジェクトがある。今は、夢想ともいえる「計...
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松風 31

松風 第三一回  バカヤロー               北野健治 祭壇に飾られたいつもの表情の彼が見守る中、棺の中の無精ひげ面の、何も語らない彼の寝顔をじっと見つめていた。        * 今ではすっかり街の表情が変わってしまった、つつ...
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松風 30

松風 第三〇回  音・世界・沈黙、そして唄Japanese Modern Classic 8               北野健治 エッセイの初回に、「場」を作りたいと書いた。そのときにイメージしたモデルとなる「場」がふたつある。ひとつは、...
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松風 29

松風 第二九回  憲法は生きている北野健治 つい先ごろ、石破前首相のもとで衆議院議員選挙が行われた。その記憶も冷めやらないうちに、また高市現首相が、二月八日に総選挙を行うことを決断し、衆議院を解散した。 今回の総選挙の争点は、高市内閣に対す...
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松風 28

松風 第二八回  闇の力―ことばを超えてJapanese Modern Classic 7               北野健治 齢を重ねることは、テキストの読み込み方に似ている。年齢という層を増すにつれ、テキストの重層と相通じ、それまでと...
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松風 27

松風 第二七回  人生の被写界深度北野健治 久しぶりに街に出た。電車に揺られながら隣の女性を見ると、スマホで一心不乱にゲームに興じていた。周りを見れば、スマホを触っている人たちが風景に溶け込んでいる。もう普通の光景だ。 スマホが普及するまで...
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松風 26

松風 第二六回  歴史に汲むdecencyJapanese Modern Classic 6               北野健治 前回取り上げた渡辺一夫の資料を読んでいるときに、ひとりの人物に邂逅した。日本人ではないにもかかわらず、この国...
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松風 25

松風 第二五回  問わず語りの金木犀                北野健治 深海の真珠に似たり闇の月 街中に一筆書きのコースター 花びらの濃淡に期すわが想い 入り日見る視線の果ての網膜か 街眠る遠景に燃ゆ赫いビル 秋のない年にも咲くかふじ...
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松風 24

松風 第二四回  黒い記号の総体を解く               北野健治 イスラエルによるガザへの攻撃は、いまだ続いている。パレスチナ問題は、現代史に現存するアポリアだ。政治的問題の判断は別にして、無辜の民がただそこに存在しているという...
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松風 23

松風 第二三回  寛容の烈しさJapanese Modern Classic 5               北野健治 私が読み続けてきた作家に、大江健三郎がいる。彼は、私の文学を主とした思想の水先案内人でもあった。島での中学生時代から彼の...