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松風 17

松風 第一七回   積乱雲と脚のない鳥                  北野健治  雪崩おつ滝にみまごう積乱雲  青空に馴染みし夕べ月と恋  夕立の雲間に鳥が一羽翔ぶ  パイナップル花弁に映る迦...
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松風 16

松風 第一六回   わかりやすさの「アカデミズム」                  北野健治  私にとって、美術評論家とは篠田達美(一九五一―)だ。  今では、考えられないことだが、この国で、美術評論が社会...
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松風 15

松風 第一五回   写真で絵を描く                  北野健治  僕には、大切な写真家がいる。  写真については、島にいるころから興味を持っていた。でも、写真に真剣に向き合うようになったのは、...
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松風 14

松風 第一四回   ブラックホールの湯気                  北野健治  「それは、夢」と彼女は言った。  「それは、嘘」と彼が言った。  それは、赤でもなく、白でもない。  真夏の...
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松風 13

松風 第一三回   ことばは、ひかり                  北野健治  先日、年配の方と話していて、「最近はテレビを観る時間が減った」という意見が一致した。テレビを観ないからといって、ネットやゲームアプ...
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松風 12

松風 第一二回   雲の彼岸線                  北野健治  夏空に 張り出す雲の初筍か  きみも見る 桔梗の花を この星で  きみとぼく 宵の明星 ありがとう  端と際の違いに思...
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松風 11

松風 第一一回   国の生き方                  北野健治  「在日米軍が日本国内で円滑に活動できるようにするために特別な権利を定めた協定。 (後略)  地位協定は28条で構成される。2...
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松風 10

松風 第一〇回   謙虚な報道   ―日本にジャーナリズムはあるのか―               北野健治  面白い記事が新聞に載っていた。  「日本新聞協会によると2024年の新聞発行部数は約2660万部...
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松風 9

松風 第九回  「税」というポピュリズム②   ―内部留保税という提案―               北野健治  先日、近所の立ち飲みビストロで、店主のマダムとよもやま話をした。その中で、いつからこの国では格差を感...
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松風 8

松風 第八回  いのちをみせる Japanese Modern Classic 3               北野健治  昭和五〇年代のこの国の情報源は、今に比べると極めて少ない。ましてや、私の故郷の離島になると言わず...
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